ロマンティックフィールド

ひとまず空気銃での鴨猟を目指すことに。

大阪の銃砲店の話 その2

またまた仕事をサボっての合間に銃砲店に行ってきました。

前回とは別の銃砲店です。
今回の方がより詳しい話を聞けたので忘備録として。

空気銃はやっぱだめ?

このお店でも空気銃を1丁目に持つことは否定的でした。
「空気銃で鴨?取れへん取れへん」ってな具合で。

オススメしない理由として、
・1発はずすとその池の鴨は逃げてまうからおもんない
・空気銃ならヘッドショットやないと死なん
 羽に当たると弾かれてしまうんや
・空気銃→散弾銃は許可が下りにくい
・有害鳥獣駆除の役に立たない
・空気漏れなど故障が多すぎる
・関西で空気銃の50m射撃場は京都だけ
泉南とか須磨は10mしかない、超つまらん
・でも練習しろって指導されるから弾消費せなあかん
 これが面倒くさいねん
クレー射撃の友達が出来にくい
・空気銃だけだと猟に誘われにくい
・無駄に高い
・そのくせ売る時は値段が激落ちする
・空気入れるの超大変
・ちょっとゴミ入っただけで故障する
・ボンベ買っても充填できるところが少なすぎる
・そもそもボンベ自体が高い
・プレチャージの200気圧ってもし事故ったらほんまにヤバイ
 大型トラックのタイヤで8気圧程度やから…
・銃砲店としても中古の空気銃って扱いにくい
 買い取ったらオーバーホールして1年間保障つけるから割に合わん

など延々とネガティブなクロージングをかけられてしまった。
そもそも日本で空気銃を輸入しとるあそこなんか社長が代わって今はゲフンゲフン…みたいなね。

師曰く、狩猟はこう始めるべし

ここまで言われるとさすがに悩んでしまう。

どうやら銃には持つ順番があるんだそうで。

まず1丁目は上下2連の散弾銃。
故障が少なく、クレー射撃も楽しめる万能型。さらに安い。

2丁目には自動式散弾銃
やっぱり便利やし銃身が短いのを持てる。
初めに自動式散弾銃を持ってしまうと、2連を持ちたくても許可が出ない。
所持理由として1丁目に2連を持ってると銃身の交換が出来へんから2丁目欲しいんです、みたいな話ができる。
(ただこのあたりは私の知識が及ばずよくわかってません)

んで3丁目にやっと空気銃。
この順番が許可が出やすい。

銃は持ってても税金はかからんから、何丁持ってもええんよ。

という話でした。
このあたりはもしかしたら大阪ならではの戦略かもしれませんけど。

んでゼロから狩猟を始める流れはこんな感じらしい。
・射撃クラブの会員になってクレーとかやる
→非狩猟期間に知り合いや友達ができる
 →猟に誘われる
  →一緒に猟に行って教えてもらう
   →お肉とか平等に山分けする
    →年寄りは肉いらんから、多めにくれる
     →猪のチームとか鴨猟のチームとかいろいろある

知り合いゼロで始めるのは長続きしないし楽しくないよって。
弾の値段はクレー用で40円~、狩猟用で150円程度~とのこと。

猟友会のこと

衝撃でしたが「入らなくていいよ」って。
保険は紹介してくれるそうです。

そうなると年間で1万円は浮きますわな。
猟友会はお金儲けゲフンゲフン・・・みたいなね。

んで入らなくても有害駆除の依頼とかあるし何の問題もないわ、って。
実際にかなり入ってないしねとのことでした。

最終的に

中古の散弾銃がオススメやけど空気銃やるんやったらポンプでええんちゃうか、と。
30mぐらいが限界やけど。あれもポンピングしんどいねんけどな、って。

などなど初めて行ったのに2時間近く色々と教えてもらいました。
ありがたいことです。
あと話しを聞いていると、どうも空気銃「だけ」をやる人の印象がすごく悪いみたい。
暗い人が多いんや、って。
昔に自宅の窓から通行人を狙撃したやつもいたそうで。

というわけで、いまのお気持ちは・・・
素直に散弾銃にしよかな。です。はい。
す‥素直なんです。

これから始める人のための狩猟の教科書

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